3500年前の古代バビロンの英知は今でも通用する
今回は「バビロンの大富豪」という世代を超えて支持される名著中の名著を紹介したい。
原本はおよそ100年近く前に出版されたがいまだに売れ続けている文字通りの名著中の名著である。
3500年前の粘土板に刻まれたバビロンの英知、それは
「収入の1割を黄金の子供として貯め、2割を借金返済に充てる。残りの7割で生活する」たったこれだけだ。
ツイッターなら1つのつぶやきに2回繰り返し言ってもなお字数が余る。
これの本当にすごい所は「小学生でも理解できる」くらいにシンプルで分かりやすく、「どんな人でも明日から実践できる」くらいに簡単なのに効果が抜群な所だ。
「そんな簡単な事で本当に効果はあるのか?」と疑問に思う方も多いだろう。だがそんなことは全くなくて「シンプルな程効果は高い」のが本当の所である。シンプル・イズ・ベストとは言ったもので、シンプルであるほど分かりやすくて長続きするのだ。
「太鼓の達人」という今年でシリーズとしては16年目に突入する太鼓型のゲーム機があるが、あれはいまだにドン(太鼓の面を叩く)とカッ(太鼓のふちを叩く)だけで遊べるようにできている。
まぁ私がごちゃごちゃ言わなくても、ゲームを見れば何をすればいいのか「小学生でも」一瞬で理解できると思う。それだけシンプルであるというのは強みなのだ。
私も借金に追われてたが何とか返済して「黄金の子供」を育てることが出来るようになったので効果は身をもって証明したい。インターネットはもちろん、電気やガスどころか鉄器すらあるかどうか怪しい時代に産まれた英知は今でも十分通用するのは体験済みだ。
「難しい事を簡単に」それもツイッターの140字の中に納まるくらい簡単に説明しきるバビロンの英知は本物だ。
もし読んでいないというのであればぜひとも手に取っていただきたい。中古でもそれなりの値段はするもののそれだけの価値はある。お勧めです。