欲望は必ず給料の上を行く
給料をもらったらすぐに「手取りの1割を天引きして取っておく」事をお勧めします。
「バビロンの大富豪」という本に「必要経費は収入と同じになるまで増加する」という言葉が出てきます。
実際そうで、財布にお金が残っていたらいくらあろうと使い果たすまで使ってしまうのです。
極端な話、ジョニー・デップは毎月2億円の浪費を重ねて破産寸前だという報道が一時期ありました。
どうすりゃ「毎月2億」も使えるんだ? と思うかもしれませんが、何でも不動産に85億円ほど使い(多分自分のものにするので家賃収入は無いだろう)、高級車を45台以上も所有していたそうです。維持費が相当かかっていたそうです。
さすがにジョニー・デップは極端だとしても、こんな感じで意識してお金を貯めようと思わない限り、月末にお金が余ることはまずありません。
誰しも「給料日以外は常に金欠状態」というのが実状でしょう。
「欲望は必ず収入の上を行く」のです。
収入がいくらあろうが関係ありません。誰であろうが必ず収入を超えるほど欲しいものが際限なく出てくるでしょう。
そこでまず最初に、お金が入って来た直後に天引きしてしまうのです。そして残りの生活費で生活をするのです。
最初は「ただでさえお金が残らないのに1割も天引きしたら生活が破たんするんじゃないのか?」とお思いかもしれません。
が、実際私もやっているんですがそれで生活が破たんすることは無く何とかやりくりは出来ていますので大丈夫でしょう。