本当に儲かる情報集(辛口)

パソコンやスマホを使ってお金を稼ぐための情報をお届け。辛口なので読んでてしゃくに障るようなことも平気で言いますのでご注意を

失敗は失敗である。それ以外の何物でもない

「成功するまでやり続ければ失敗は成功の元になる」
「失敗はいい経験になる」

 

こんな耳触りのいい言葉があふれかえっていて私は非常に「不愉快」です。どれだけ低く見積もっても、明かりを消した寝室で羽音を響かせる蚊やハエ程度には不愉快です。

 

何故不愉快なのか? それは失敗は失敗であって成功の元でもいい経験でもない「ただのマイナス要素」以外の何物でもないからです。
それを知らずに、あるいは知ってて隠している、もしくはそんな事教えても誰も喜ばないからあえて言わないのかは分かりませんが、それを教えない人には非常に憤りを感じています。


失敗すれば多かれ少なかれお金を失います。かけた時間も無駄になります。親しい人からの信用も失うでしょう。
失敗というのはあなたの人生にとって完全なマイナス要素でしかありません。
実際私は失敗して親の信用を失いました。もうこれは完全に復旧不可能でこれからは死ぬまで親不孝者、もっと言えば「裏切り者」の十字架を背負って生きていかなくてはならないでしょう。

 

失敗というマイナスからそれを挽回できるほどのプラスに転換できる才能を持っている人間だけが「失敗はいい経験だった」と言える資格があるのだと思います。
それは大抵天性の才能か、あるいは2本足で歩くのと同じように知らないうちに自然と身に着けた知恵でしょう。
彼らからすればこの才能や知恵は「青信号になるまで道路を渡ってはいけません」と同じくらい、知ってて当然の知識なので多分聞くと「ええ!? そんな事も分からないの!? キミ大丈夫!?」ってものすごく驚かれると思います。


よく失敗を野球で例えて「失敗は1アウトみたいなものだから」なんて気軽に言う人が多い事多い事。
個人的にはそれは間違いで失敗は戦力外通告みたいなもので、そこから挽回できなければ2度とマウンドや打席に立つことは出来なくなります。

 

失敗しても大丈夫なようにあらかじめ損害額、無駄になる時間、失う信用の量を出来るだけ小さくする根回しに加えて、失敗しても路頭に迷わずに済むように奥さんに稼いでくれるよう説得したり、いざという時は仲間に雇ってもらえるよう手配したり、2~3年くいっぱぐれても大丈夫なように貯金したりという手を打ってます。

それこそが「リスクマネジメント」であり、ただ単に成功確率の低い賭けに挑むのは「勇気ある行為」ではなく「無謀な行為」です。

 

「勇気と無謀の区別が出来ないから死んでいく」というのはいつの時代も変わりません。あなたには私の様な無謀者になってほしくないので誰も言わない事をあえて言いました。ご参考になれば幸いです。

 

(2017・05・10追記)

続き書きました

hontomouke.hateblo.jp